こんにちは、たなかりんです。在宅でWebライターというお仕事をしています。
Webライターを始めると、他のみなさんは1件のライティングにどのくらいの時間をかけているのか、気になりますよね。ライティング速度の目安と、速度に捕らわれるとおちいる落とし穴について書いてみました。
ライティングのスタイルはいろいろある
Webライターとひと口に言っても、働き方や依頼のスタイルはいくつかあります。
ちなみに、わたしは「マルチタスク型ライター」です。タスク型というのは、「1件いくら」で仕事を請け負う働き方です。マルチですから、基本的にどんなジャンルでも書きますよ~ということです(笑)
タスクでは稼げないとバカにしているブログ記事をときおり見かけますが、タスクライターで月に10万円以上のお金を稼いでいる方もたくさんいます。そんなことを平気で書いている人は、ただのリサーチ不足です。
「ああ、この人はタスクで稼げなかったんだなー」と冷ややかな気持ちでスルーしましょう。
初心者の方は、まずはタスクでできるだけ幅広い案件をこなし、経験を積むことをお勧めします。タスクのお仕事は、Webライターの仕事を継続するための大切な基礎硬めでもあります。
タスクの案件には制限時間が設定されている
クラウドのサイトには、いつでもどこからでも大勢の方がアクセスできるので、自分が書いている最中に他の方も同じ依頼を書いていて、早く投稿した方が勝ち!なんてことでは困りますよね(笑)
タスクのお仕事には制限時間が設定されていて、サイト上で作業したいお仕事を選び、作業を開始すると、同時にカウンターが走り始めます。あなたが作業している間、他の方が同じお仕事に着手することができないようにするためです。
制限時間はお仕事の内容によって異なりますが、600字前後で90分、1500字前後で
120分、3000字前後で240分がおおまかな目安です。
まず、60分や90分のお仕事をやってみましょう。制限時間内に楽勝で終わり、ちゃんと承認されたら、120分のお仕事に挑戦します。このとき、もし制限時間以内に作業が終わらなかった場合、改めて同じ案件を選び、また最初から書くこともできます。ですが、時間内に半分も書けていないようでしたら、あなたはまだそのお仕事をこなせるレベルではないんだと、謙虚に受け止めることも必要です。
いつまでたっても書き終わらない1000円のお仕事と長時間格闘するより、サクッと書ける300円のお仕事を3件こなす方が建設的です。100円のお仕事を10件こなす方がよっぽど楽な場合も少なくありません。多くの案件をこなすことは、数稽古にもなります。
比較する相手は、パソコン画面の向こうにいる、知らない人じゃない!
数をこなして経験を積む、これ以外にライティング速度を上げる方法はありません。ようするに、他人と比較しても意味はないということ。他の人は30分で1000字書いているらしいと聞いて、30分で1000字を書くことに必死になるあまり、文章の質が落ちるようでは、本末転倒です。比較する相手は、つねに「昨日の自分」。
昨日より早く、昨日より多く、昨日より丁寧に仕事をこなそう!
この気持ちを大切にすることで、次第にライティング速度は上がるし、結果として、継続して仕事を続けられることにもつながります。